VO.4「失敗を恐れて動かないことは最大の失敗」岡本和美
このカテゴリーでは、自分らしくイキイキと輝く女性達に「10年前の私に伝えたいこと」「10年後の私から現在の私へのメッセージ」というテーマでゲスト寄稿していただきます。第4回は中学・高校教員の岡本和美さんです。
「失敗を恐れて動かないことは最大の失敗」岡本和美（大阪府在住・48歳）
卒業旅行で行ったパリのカフェやパティスリーで素敵なお菓子と出会いました。それがきっかけでお菓子作りに目覚め、会社員として働くかたわらフランス料理・製菓の専門学校「ル・コルドン・ブルー神戸校」に通い、フランス菓子を学びました。 42歳の時に高校教員免許を取得し、教員に転身。現在は中学・高校に教員として勤務し、美術科の授業と製菓実習の授業を受け持っています。 プライベートでは40代後半に結婚、離婚を経験しました。 健康、生活、旅行、ファッション、美容、グレイヘア等、大人ならではの「素敵」を大切にしたいアラフィフです。
“あなたがチャレンジしたことは全部、今の私に繋がってるよ”
10年前の私は高校教員免許を取得するため、通信制大学に編入しました。今からの資格取得は年齢的に遅すぎるのでは？と不安もありましたが、20代で製菓学校に通った時のように、一歩踏み出してしまえば、不安や迷いはなくなり、前進します。チャレンジしないで不安になったり後悔するのは本当にもったいないことです。やりたいことは何でもチャレンジ！失敗を恐れて動かないことは最大の失敗。 10年前いろいろな焦りを抱えていた30代最後の歳を過ごす私に「あなたがチャレンジしたことは全部、今の私に繋がってるよ。」と伝えたいです。
パリでの１枚
“時は金なり” “善は急げ”
「夢のため、仕事のため、チャレンジした理由は何であれ、今の私は全部楽しめていますよ。50代も色々チャレンジしましたね。『人生で遅すぎることは何もない。』還暦を前にした私が今も新しいことにチャレンジできるのは50代を迎えるあなたが自分と仲間を大切にして頑張り続けてくれたからです。ありがとう。」
10年後の私の生活する環境が今と全く同じでないことは間違いありません。しかし自分の人生のスタンスは今と変わらずにいるような気がします。 「時は金なり」「善は急げ」 10年という時の価値をこれまでよりもっと大切に使った私であって欲しいという願いも込めています。
Works
勤務先の学校の授業の参考作品として制作
愛猫 ジルとダリ
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