VOL.1「人生を正解にしていくのは自分自身」朝倉真弓

このカテゴリーでは、自分らしくイキイキと輝く女性達に「10年前の私に伝えたいこと」「10年後の私から現在の私へのメッセージ」というテーマでゲスト寄稿していただきます。第1回は「美姿勢&品格ウォーキング®」講師、文筆家や講演家としても活躍する朝倉真弓さんです。

「人生を正解にしていくのは自分自身」朝倉真⼸(神奈川県在住・52歳)

ウォーキングインストラクターをしつつ、⽂筆家や講演家としても活動をしています。美姿勢と歩き⽅のメソッドを「品格ウォーキング®」と名付けてお伝えしています。また「⽇本グレイヘア協会」というコミュニティの代表も務めています。とはいえ普段は、親の介護や⾃分⾃⾝の更年期に翻弄されている、ごく普通の50代です。

1999 年よりフリーライターとして、また2021 年よりウォーキングインストラクターとして「⾔葉で⼼を整え、歩きで体を整える」を両輪に活動を続けています。2023年『背筋を伸ばしてみたら、私は綺麗だと気づいた』(WAVE出版)を上梓。「姿勢と歩きとマインドは繋がっている」をテーマに、⼈⽣を好転させる歩きを追求しています。

10年前の私に伝えたいこと

「⼈⽣は少しずつシフトチェンジしていくもの。変化を恐れてはダメ」と伝えたいです。

10年前の私は、著者の代わりに書籍を書き上げるブックライティングが主な仕事でした。

そして当時の⼤きな悩みごとは、染めても染めてもすぐに伸びて勢⼒を増していく⽩髪でした。

その後、45歳のときに⽩髪との不⽑な戦いから抜け出すべく⽩髪染めをやめたことで、⼈⽣最⼤のコンプレックスだった⽩髪が唯⼀無⼆の個性に変わります。同時に、「書く」仕事から「話す」仕事へと、⾃分に期待される役割も変わってきました。

⼀⽅で、環境が変わり潮⽬が変わることで、評価や⽴場がガラリと変わるということも経験しました。忌み嫌われてきた⽩髪が「グレイヘア」と呼ばれ、素敵なものだと⾔っていただけたのはうれしかったですが、顔を出していたことで誹謗中傷を受けたり、コロナ禍によって講演の仕事がゼロになったりもしました。

ですが、評価というものは他⼈が下したものにすぎません。変わり続ける環境のなか、「⾃分の選択を⾃分で納得して正解にしていくこと」が⼈⽣の醍醐味なのだと考えています。

2011年9⽉箱根にて。旅⾏前の⽩髪染めは必須でした

10年後の私から現在の私へのメッセージ

「⼈⽣を正解にしていくのは⾃分⾃⾝。今は空回りしていても、先々には必ず⻭⾞が合うから楽しくやろう!」という⾔葉が聞こえてくる気がします。

「⽩髪頭で姿勢が悪いと美しくない」ということで興味を持ったウォーキングですが、⾃分の⾜で歩けなくなったことで⼀気に認知症が進んだ⺟の姿に、歩くことの⼤切さを教えてもらいました。

歩くことは⽣きることであり、より良く⽣きるためには美しく正しい歩きが不可⽋です。

10年後の私がどんな活動をしているかは、想像がつきません。もしかしたら、さらにシフトチェンジして全く違うことをしているかもしれません。

でもきっと、品格ウォーキング®をベースにした活動は続けているだろうなと思います。

ウォーキング講師・グレイヘアモデル朝倉真弓公式サイト

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